江戸時代、萩の藍場川沿いに「藍玉座」という藩営の染料製造所があり、各地域で藍の栽培や産業が盛んに行われていたという資料をもとに、一年草のタデ藍の種を次年度につなげて藍の染めや布の文化を探る学芸サポート班として、H19年から活動しています。
藍は土地や天候に左右され、まだまだ試行錯誤の状態で、生葉で染めたり乾燥させた葉で染めたりしながら種を採取しています。また、民具や漁具を長もちさせるための柿渋も暑い夏時期が採取時、毎年保存しています。
23年度より本格的に布全般の資料整理も手掛け、データ作成と虫干しを年1回実施しています。そして、年1回萩市の「結まつり」に参加し原価で販売もしています。