旧山陽道の古い町並みを求めて3月24日、6名の班員が周南市を訪ねました。
櫛ヶ浜駅前の路地を歩いて行くと大きな商家が点在していました。漆喰の「持ち送り」は萩には見られない様式でした。明治期には廻船業も盛んだったとのことで、往時の繁栄が感じられる町並みでした。
永源山公園の近く、土井2丁目には文政6年(1823年)に創業した大きな造り酒屋がありました。高い煙突がついた立派な蔵が存在感を放っていました。洋館建ての元病院や格子戸のある古い家並みが残っていました。
最後に、戸田の町並みを歩いてみました。蔵のある元造り酒屋や「辻のお地蔵様」、戊辰戦争にかかわる石碑等、旧山陽道の宿場町のなごりが感じられました。昨年オープンした道の駅「ソレーネ周南」に近く、帰りは新鮮な野菜や特産品も買うことができ、天候にも恵まれ、最高の研修視察日和でした。