風薫る五月、萩は夏みかんの花の美しい季節です。
夏みかんの白い蕾が日ごとに膨らみ、今にも咲き始めそうです。
しばらくはまちじゅうに甘い香りが漂うことでしょう。
それに併せて古写真班では今年も夏みかんに関する古写真展示を企画しております。
江戸時代の武家屋敷の面影を残す「平安古かいまがり交流館(旧児玉家庭園)」に於いて5月1日~19日まで展示の予定です。
「旧児玉家庭園」
児玉三郎右衛門の屋敷地にあたり、庭園はこの屋敷地の奥の方にあり、橋本川から水を引き入れる水路と、笠山石の護岸と舟付場が設けられた池、この池に架かる石橋などが周囲の樹木などとともに残されているとのこと。
(萩市観光協会公式サイトより抜粋)
9日(土)~17日(日)は市内の文化財施設の庭園や個人のお庭などが期間限定で特別に公開されるオープンガーデンの時期でもあります。
また期間中の5月16日(土)・17日(日)の両日は田中義一別邸北側のかんきつ公園に於いて「萩・夏みかんまつり」が開催されます。
併せてお楽しみください。
夏みかんの白い可憐な花を愛で、香りを楽しみ、古写真を眺める…
そんな初夏の一日をいかがでしょうか。
皆さまのお運びをお待ち申し上げております。
萩まちじゅう博物館学芸サポート古写真班 Y・T
「古写真に見る夏みかん」
2015年5月1日~5月19日
(9:00~17:00)
「平安古かいまがり交流館」にて