2015年10月1日木曜日

萩ジオパークと益田「グラントワ」の見学を終えて 受付班

9月11日の博物館休館日に受付班、清掃班、守衛班合同17名で研修旅行を行いました。前半は萩市役所のジオパーク推進室の伊藤さんに案内をいただき、萩の大地の成り立ちを学びました。  まず、萩沖の島々は噴火でできた火山であること。粘り気のある安山岩でできているのに台地を作っているのは珍しい等の話を聞きながら、須佐のホルンフェルスに到着しました。
 
須佐 ホルンフェルス
 
 
今まで、しましまの部分をホルンフェルスだと思っていましたが、堆積岩がマグマの熱の影響を受けたものをホルンフェルスということが分かりました。
次に噴火でできたスコリア丘(伊良尾山)と溶岩が流れた道をたどりながら、火山灰層観察施設、猿屋の滝、龍鱗郷と矢富地区から小川地区にかけて火山灰の地層や美しい柱状節理を見ることができました。畳ヶ淵は前日までの雨の影響で水かさが増していて、残念ながら見学することができませんでした。伊藤さんの説明でジオパークへの理解が深まりました。
 
 
火山灰層観察施設


猿屋の滝

龍鱗郷

昼食は江崎のレストラン「まつおか」で、お刺身ランチや洋食ランチを美味しくいただきました。野菜がふんだんに使ってあり健康的なランチでした。
次は益田市のグラントワへ。グラントワは10年前にオープンした美術館と劇場が一体となった島根県立の施設です。グラントワとはフランス語で大きな屋根を意味し、赤茶色の石州瓦を使った建物で、中庭広場には水を張り、癒しの空間にもなっています。コレクション展の雲谷派の絵画等を鑑賞した後は自由に施設を見学しました。大ホールでは演歌のコンサートが行われており賑わっていました。
途中、矢富の公民館、新しくできた小川支所、小川梨の選果場、田万川道の駅にも立ち寄り、見聞を深めるとともに美味しい梨をいただき、買い物もでき有意義な一日でした。今回経験したことを、今後の班活動に活かしていきたいと思います。