2017年8月7日月曜日

廃校(旧福川小学校)での活動…学芸サポート・民具班


(旧福川小学校のエントランス…一見綺麗ですが雨漏り跡が多数有りました)


民俗資料の収納品は、市町村の合併により増加する傾向にあります。
しかしながら、その収納場所と資料の整理には苦慮している現状です。萩博物館の収蔵庫には入りきらず、市内の廃校等を活用し、一時的な収納場所として利用しています。
この度、我々民具班は、旧福栄村の福川小学校(現在は廃校)に出向き、古い図書の整理を行いました。旧明倫小学校4号棟や旧町村小学校での活動は、電気・水道が無い厳しい条件での作業となります。7月の猛暑の中で、平均年齢73以上のメンバーが苦戦苦闘しましたが1人も脱落者を出すことなく作業を終えました。


①教室の一部に各所より集めた本棚(木製、スチール製さまざま)をセッティングします。



②集めた本棚の埃と錆びを落とし、長期の保管(地震対策を含む)に耐えるよう清掃します。



③綺麗になった棚へ分野別に分類して整理収納します。



④2列、3列目はスチール製の棚ですが、寸法、型式が各々違うので固定するのに四苦八苦でした。



⑤熱中症にかからない様に、水分補給と休息には十分に留意しました。



⑥ダンボールで移動された旧町村の資料はその数と重量にギブアップ寸前です。



⑦お昼の弁当は近くの弁当屋から買い出しです。暖かいご飯が格別の食欲をそそりました。


その他の風景
作業中に風はあまりありません。でも、蚊は時々陣中見舞い?に入ってきました。